遠隔授業・生活についてのアンケート結果について

投稿日:2020.09.03  お知らせ

7月20日~8月22日に実施した「第2回遠隔授業・生活についてのアンケート」にご協力くださり、ありがとうございました。結果がまとまりましたので、ご報告いたします。 みなさんから寄せられたご意見や要望について、教務部長の高山有紀教授が回答いたしますので、結果と併せてご覧ください。
秋学期もさまざまな制限のある学生生活となることが予想されますが、少しでも充実した生活を送れるように、大学として努力いたしますので、学生のみなさんのご協力をよろしくお願いいたします。




遠隔授業・生活についてのアンケート結果を受けて

教務部長 高山有紀

春学期の遠隔授業では、不安な状況の中、みなさんお一人お一人が本当によく頑張って下さいました。先日ご協力いただいたアンケートの結果からも、みなさんの苦労や戸惑いがよく伝わってきます。
秋学期以降、みなさんからの授業に関する要望にどのように応えていったらよいのか・・アンケート結果を受けて教職員で検討しました。比較的すぐに改善できることもあれば、解決にはしばらく時間がかかってしまうこともあります。今お答えできる範囲で、率直にお返事させていただきます。


*秋学期の授業形態について

「学内での感染が怖い」、「通学が不安」というご意見や現在の感染状況をふまえ、面接授業を主体にしつつ、遠隔授業も並行して行う態勢をとります。通学の不安を少しでも軽減できるよう、在宅での受講を一部可能としました。万が一、感染状況が悪化した場合に迅速に対応できるというメリットもあります。
また教室は、履修者数に応じソーシャルディスタンスの確保を最優先して決定しました。教室移動のルートや、学内のそれぞれの建物にいつどれくらいの人数が滞在するかを勘案しています。授業前後の換気、消毒にも努めますので、学生のみなさんもどうか協力してください。


*遠隔授業の実施方法について

リアルタイムでのZoom等を利用した授業については、「授業時間が短すぎる」「(Wi-Fi環境が悪いため)長時間になるとつらい」という双方のご意見がありました。Zoomでの授業時間を連続しては30分程度以内におさめる、というのは4月に文科省から示された「学生の通信環境への配慮等について」の通知に従ったものです。本学でも4月段階で半数程度の学生さんがスマートフォンでの受講となっていたため、致し方ない状況でした。秋学期は、パソコンの所持を前提としている授業もありますし、受講者の状況をみながら遠隔授業を実施していただくよう、担当の先生にお願いすることにしています。


*連絡方法について

大学からの諸連絡
「ポータルからの連絡が溜まってしまいわかりにくい」「連絡方法がバラバラなので集約して欲しい」という要望がありました。大学は、複数の連絡方法を用いることで、短期間で多くの学生さんに情報を伝達できると考えています。今後は連絡内容に応じたわかりやすい伝達ができるよう、努力していきます。例えばポータルサイトでの連絡は「学生呼び出し」と「授業」の項目が選べ、どちらに関係する内容なのか、みなさんがわかる仕組みになっていますので、これを徹底させていきます。GoogleClassroomの「学生連絡用」は今後も補助的に活用していきますので、意識的にメールのチェックを行うようにしてください。

授業の担当教員との間での連絡
授業に関わる質問がある時には、学科に所属する「専任教員」には基本的にはメールで連絡をしてください。みなさんに付与されているniijima.ac.jpのアドレスは先生たちも使用しており、これを使って連絡していただくのがもっともスムーズです(先生の名前:タカヤマユキであればy-takayamaの後に@niijima.ac.jpとつづくのが先生たちのアドレスです)。非常勤の先生については、学務課から連絡をとってもらってください。先生ご自身より連絡方法の案内やご指示がある場合は、それに従ってください。今後は、教員からの教材配布と、みなさんからのレポート・課題等の提出が互いにスムーズに行える環境の整備を目指していく予定です。

秋学期も新型コロナウィルスとのつきあいは続きますが、教員は面接(対面)授業と遠隔授業のそれぞれのよいところを生かした、より魅力ある授業づくりに努めていきます。職員もみなさんの学生生活をしっかりと支援していきますので、どうぞよろしくお願いします。



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