「新島学園短期大学後援会」は1983年、短期大学の開学にあたり、教育環境をより充実させるための財政支援を目的に設立されました。当初は、短期大学の開学と共に活動を終了することが予定されていたようですが、開学後も卒業生の就職等の支援を図るということで継続され、現在に至っています。

18歳人口の減少と短期大学進学率の低下により、全国的に短期大学の経営環境は大変厳しいものとなってきていますが、新島学園短期大学は、関係者の努力や地域社会の皆様のご理解とご支援により、入口である入学者の確保におきましても、出口である就職や四年制大学への編入に関しましても、良好な実績を上げることができています。特に国公立大学への編入学に関しましては、昨年度は日本の私立短期大学の中で、ナンバーワンの実績を上げることができました。

学習環境の整備に関しましても、2018年の夏に本館の3階をリニューアルし、学生の自習や懇談の場を設けました。また、昨年の夏には新しい木造校舎も完成し、それに伴ってプレハブ棟を解体して、駐車場の拡大、整備も行い、学生が学び育つための快適なキャンパスづくりも進んでいます。しかし、旧高崎市立女子高校から受け継いだ老朽化した校舎もいまだ残っている状況であり、まだまだ十分な環境整備には至っていないところであります。

このような新島学園短期大学の歩みを、より確かなものとするため、当後援会としましても、就職面、財政面の支援をより充実させていきたいと考えています。どうぞ、「新島学園短期大学後援会」の活動の趣旨をご理解いただき、会員として共に短大の歩みをご支援くださいますよう、心よりお願い申しあげます。