11月7日(火)「チャペル・アワー」

投稿日:2023.11.10  チャペル・アワー

演題:『あなたが自慢できる新短はありますか』

聖書:2箇所 旧約聖書 イザヤ書43章19~20節、新約聖書 ヨハネによる福音書13章34~35節

本日の「チャペル・アワー」には、新島学園短期大学の同窓会長である 丸岡えみ さんをお招きしました。丸岡さんは2006年度に就任以来、18年間同窓会長をお勤めになっています。現在は、渋川市の企業に勤務され、主に建設資材を扱う会社の経理部門に所属しています。実は、新短の玄関に掲げられている掲示板は、丸岡さんが勤めていらっしゃる会社から購入し、設置したものだそうです。

お話しの中で、チャペルに集まっている新短の学生や教職員に、「新短の良いところ、自慢したいところを発表してください」と呼びかけました。すると、先生方や学生の皆さんから、「新短には良い人が多く、イヤな人がいない」「少人数制でていねいだ、皆さんの心が暖かいと感じる」「キリスト教主義で守られている」「校舎の内外がきれいで気持ちが良い」「小さな学校だが校舎などはゆとりを持って上手に使っている」「学生が座れるソファーなどもあり、快適に学園生活を送れる」・・・などの声が聞かれました。確かに出てきた意見は、それぞれ自他共に認める新島短大の良いところだと感じられるものです。丸岡さんは、学生時代に円形校舎の先生の研究室を訪れ、先生方が時間を取ってじっくりと話を聴いてくれたことを例に挙げて、「新短は学習面だけでなく、人生の中で必要なものを学んだ大切な場所です。新築されたきれいな校舎の印象も良いし、昔と変わらない部分も懐かしい、どちらもすごく良い面です。新島短大の雰囲気の良さは健在で、そうした点がいかにも新短らしいし、この雰囲気が本当に心地良いです」と、しみじみと語りました。さらに、「以前、ホームカミングデーに参加したときに、親子2代で参加していた卒業生がいました。今年は開学40年であり、時代の変遷を感じます。私は、卒業生として特に同窓会長として、今の在学生がどんな生活をしているのかがとっても気になります。いろいろ、知らせて欲しいと思っています。最近は、SNS等での学校紹介が多いと耳にします、是非多くの皆さんが、いろいろな場面で、様々なやり方で新島短大の良いところを発信してもらいたいと思います。また、皆さんが新島短大で過ごす2年間は、あっという間に過ぎます、そして卒業してから、この学校で学んで本当に良かったと思える時が必ず来ます。在学中には気づかなかった新短の良い面が、卒業すると見えるようになります。どんな小さな事でも良いので、皆さんが所属する新島短大の良いところを探してください、そうすることで、大学生活は必ず豊かなものになるでしょう」と力強く語りました。実感のこもったお話であり、在学生にとっては身近な先輩からの素晴らしい激励になりました。

最後に、同窓会は在学生の皆さんを支える団体です。皆さんも是非興味を持って、卒業後には一緒に活動を支えて行きましょう。と同窓会のアピールも欠かしませんでした。学生時代も、卒業生としても、そして何より同窓会長としても新島学園短期大学への強い愛情を感じることのできるチャペルになりました。丸岡さん、お忙しい中でお時間を作ってくださり、どうもありがとうございました。