2025年5月13日(火)「音楽チャペル」
投稿日:2025.05.14
聖書箇所:旧約聖書、詩編102編19節 【後の世代のためにこのことは書き記されねばならない。「主を賛美するために民は創造された。」】 新共同訳聖書による
本日のチャペル奨励者は、飯 靖子(いい せいこ)先生をお招きしました。飯先生は青山学院短期大学教授や新島学園短期大学助教授など、多くの大学で教鞭を取られた経験をお持ちです。現在では、日本基督教団霊南坂教会オルガニスト・聖歌隊指揮者、をはじめ日本基督教団賛美歌委員会委員など、多くのキリスト教関係施設の要職に関わっていらっしゃいます。昨年10月の賛美チャペルにもお越しくださいました。2年生の中には、その時のチャペルを、覚えている方も多いと思います。今回も、レクリエーショナル要素の入った、明るく楽しい音楽チャペルが繰り広げられました。
奨励の第一声は、「昨年10月に来たときには、まず何を歌いましたか?」で始まりました。そうです、カエルの歌のメロディーに乗せたハレルヤコーラスの輪唱です。誰もが知っているメロディーに、「ハレルヤ」をあてはめ、最後の「ケロケロ・・・」の部分は「ハレハレハレハレハーレルヤ」です。みんなの顔に笑みがこぼれました。次は、二手に分かれて「ハレルヤ・主をほめよ」の掛け合いの合唱。慣れてきたら、交互に起立と着席を繰り返しながら歌いました、笑顔があふれています。3つ目は、南アフリカの賛美歌「歩こうみんなともに、神のひかりのなか」ですが、この曲を利用したジャンケンゲームです。なかなか声が出なかったのが、最後は歌いながら室内を練り歩き、大ジャンケン大会に発展。最終的に、大笑いとジャンケン勝利者への大拍手が響き渡りました。
飯先生は冒頭で「もしもチャペルでみなさんが眠くなってしまうとしたら、それは奨励者に問題があると思います。私は、みなさんが飽きたり、眠くなったりしないような賛美の礼拝にしますよ」と語っていたのが大変印象的でした。さらに、続けて以下のように語りました。「一般的に賛美歌と言うと、もの静かな癒しの音楽のイメージがあります。しかし賛美とは、人間ひとり一人が、それぞれに神様に捧げるものです。だから、明るく元気があるものもあります。明るくアップテンポなノリで歌うのも良いし、例えばサッカーのように、激しい動きのあるスポーツをしているときに口ずさむのも良いと思います。本日の聖書箇所には【「主を賛美するために民は創造された。」】とあります。みなさんが、声の限りに神様をたたえることこそが賛美の本質です。賛美歌は、小さな存在である私たち人間が、神様への感謝をあらわす祈りの言葉です、神様に届くように大きな声で、楽しくたくさん歌いましょう。」
本日は、暖かな日差しとともに、爽やかな風が吹く五月らしく清々しい一日でした。飯先生、今日の気候のように爽やかで明るいチャペルをありがとうございました。