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2026年04月17日
チャペル

【実施報告】4/14(火)「イースター・チャペル」

奨励者:臂 奈津恵 先生(新島学園短期大学 宗教主任)
聖書箇所:新約聖書、ヨハネによる福音書20章11-18節
題:【 よりかかるな 】

本日は本学の「イースター・チャペル」。宗教主任の臂先生は、奨励題の「よりかかるな」に加え、副題を「イースターが教える本当の自由と自立の物語」として語りました。キリスト教の三大祝日は【クリスマス・イースター・ペンテコステ】です。イースターは「復活祭」とも呼ばれ、十字架につけられて亡くなったイエス・キリストが、三日目に復活した日を祝うものとして行われます。期日は【春分の日以降の満月の日の次の日曜日】と定められています。2026年は各地の教会で4月5日にイースターの礼拝が守られました。

  

本日の聖書箇所はマグダラのマリアが、墓地で復活のイエスに出会うシーンです。「死からの復活」と一言で言い表しますが、これは単純な奇跡のお話などではありません。イエスは実在の人物であり、十字架上の磔刑も歴史的事実です。私たち人間にとって「死」とは、誰しも逃れることのできない厳しい現実です。

マグダラのマリアとは、イエスの身近にお仕えし、身の回りのお世話をされていたとされる人です。それほどの人でも、墓の中で出会った人物がイエスだとは分からないほど、怖れ気が動転していました。イエスが「マリア」と呼びかけたことにより、マリアはようやく気付きます。ところが、心身ともにイエスに頼っていたマリアに、イエスは「私に触れてはいけない。」と自立を促したのです。

宗教は「心の杖」と言われることがあります。これは「杖に頼りきってでも、立つことをめざすべきもの」なのかと、「立って自立するために、一時的に助けとするべきもの」との考えがあり、どちらが正しいとは言えないでしょう。しかし少なくとも、何かへの依存から決別し、新たな歩みを進めることが肝心なのです。最後に臂先生は「過去を大切にすることはとても大切なことです。しかし、過去にとらわれてはいけません。皆さんは、誰の評価もいりません、まわりの空気に寄りかかる必要はありません、一人ひとりはそのままで価値のある存在なのです。自分の足で立ち、しなやかに歩む生き方をしてください」と語り、話を締めくくりました。  

新学期の新たな生活は、期待と共になんとなく心細くもあり、不安を感じている学生もいるかもしれません。臂先生のお話はいつも、はじめてキリスト教や聖書に触れる学生や教職員への思いやりが感じられます。本日のチャペルでは、教会暦の時節に合わせたお話を、スライドを用いて具体的に分かりやすく語りました。きっと心に残る暖かなメッセージとして、聴く人ひとり一人の心に届いたことでしょう。 

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